銀座ホステス直伝!Lineの上手な使い方「営業編」

水商売で働く女の子たちが文章を制作する「実録・ラウンジ嬢!」企画。サイトを見ても条件やお店の雰囲気ばかりで、実際に働いている女の子の姿や働き方は想像つきませんよね。そこでラウンジドットコムはナイトワークに生きる女の子たちの生態に迫ってみました!
 

今回のテーマは【銀座ホステス直伝!Lineの上手な使い方「営業編」】です。

ホステスをやっていると必ず出てくる悩みが、営業方法です。やっぱり効率よく連絡を取り合って上手に同伴などができたほうが圧倒的に楽ですもんね。

ではその上手な営業方法とはいったいどんなものなのでしょうか?

今回の寄稿者は元ホステスの「みよん」さん。彼女がクラブホステスをしていた時に使っていた「Lineの上手な使い方」を教えてくれました。


銀座ホステス直伝!Lineの上手な使い方「営業編」



お客さんへの営業LINEって、正直結構めんどくさいですよね。送るタイミングや内容を一生懸命考えてLINEをしても、なかなか来店に繋がらなかったりします。

今回は、元銀座ホステスがお客さんへの営業LINEのコツを徹底的にレクチャーします!

 

◆目次◆

 


1.相手によって連絡手段を使い分けよう



まず初めに、お客さんの中にはLINEを返すのが苦手な人がいることを理解しておいてください。特に銀座のお客さんは結構高齢な方が多かったので、メールやLINEより電話で連絡して!って方が多かったです。(そもそもガラケーでLINEをまだやっていないお客さんもザラにいます)そういう人には必要なときだけLINEを送ったり、営業電話をかけるようにしましょう。

そして、銀座のお客さんは結構立場や家庭を気にする方が多いので、フリーや場内で連絡先を交換する際に「連絡控えたほうがいい時間帯とかありますか?」「いつだったら電話していいですか?」とあらかじめ連絡可能な時間帯を確認しておくと好印象です。私のお客さんの中には、奥さんに叱られるので夜21時以降は絶対メールしてこないで!と何度も念を押してくる方もいました(笑)

 


2.営業LINEの内容やタイミングについて



まず、連絡先を教えてもらったらなるべく早くにお礼の連絡をしましょう。(もしお客さんからこの時間は連絡しないで!と言われたらちゃんと守ってくださいね)

私が実際に送っていたLINEはこんな感じです→「【店名】の【名前】です♡昨日はありがとうございました!とっても楽しくてあっという間の時間だったので、もう〇〇さんに会いたくなっちゃってます(笑)今日は朝早いとおっしゃってましたが、ちゃんと起きれましたか?」
…改めてこうして読み返すとなんだか気恥ずかしいですね!でも私はこのくらいぶりっこ気味でガツガツいってました。最初のLINEは「昨日会ったのにもう会いたい♡」とあなたに惹かれてます!と期待を持たせて、「ちゃんと起きれましたか?」と昨日の会話を記憶しているアピール&疑問形で送って返事をしやすくすることがポイントです。

特によく飲み歩いているお客さんはお店をハシゴしたり他の女の子とも連絡先を交換している可能性が高いので、「昨日はありがとうございましたまた飲みましょう」的なテンプレLINEでは印象に残りません。

今回は明日朝早い〜と当たり障りない会話の内容を拾っていますが、会話の中で盛り上がったネタや話題を掘り返すのもオススメです。盛り上がったシーンは記憶に残りやすいので、酔っ払って記憶が曖昧でも「あの時の子か!」と思い出してくれるかもしれませんよ。

 

3.営業LINEで同伴や来店予定を確保するコツ



お客さんから返事が返ってきても、いきなり「〇〇日に同伴してください」「〇〇日にお店きてください」とストレートに言うのは控えましょう。あなたを気に入ってくれているお客さんであれば相手から同伴や来店の約束をしてくると思いますが、そうじゃない人に最初からガツガツいくと引かれてしまうかもしれません。

最初はとにかくマメに連絡して日常会話のラリーを続けて、自分の存在を忘れられないようにすることが大切です。そのうちいいお客さんなら「〇〇日はいる?(いるなら指名で店行くよ)」「〇〇日に同伴しよう」と誘ってくれますし、たまたま銀座に来た時に思い出してお店にいきなり指名で来てくれることもあります!やっぱり最初のうちは、いきなり来店に繋げようとせずコツコツ地道に自分の存在をアピールすることが大切。

「〇〇ちゃんすごいマメに連絡くれるからさ、そろそろ行かなきゃなと思って…」という理由で来店してくれるお客さんもいたので、直接的に誘うよりジリジリとこうしてプレッシャーをかけていく方がなんだかんだ来店に繋がりやすい印象です。男の人ってやっぱり健気な女の子に弱いですし、特に見た目は派手なのにマメで健気な女の子ってかなりポイント高いんじゃないでしょうか。

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あと、銀座のお客さんは遊び方がわかっている人が多かったのであまりお店の外で会うこと(いわゆる店外)を要求されることはなかったのですが、もしも「ご飯行こう」みたいな誘い方をされたら「同伴ってことですか!?今月ノルマ厳しくてしんどかったから本当にうれしい!ありがとう!」とわざと大げさに喜びましょう。

そうすると、お客さんも店外とは言えなくなって同伴してくれる可能性があります。(笑)ここで「同伴はちょっと…」と渋るお客さんは、銀座で飲むのにふさわしくない人なのでスパッと切って大丈夫。もしドタキャンが不安であれば、同伴や来店前に電話で「今日大丈夫ですか?楽しみにしてます」と念押ししておきましょう。(ママや先輩ホステスさんはしょっちゅうこの念押し電話をしていました)

銀座のお客さんに関わらず、営業LINEは地道にコツコツ送り続けることが大切です。最悪コピペでもいいので、とにかくマメにLINEを送ってみてくださいね!

 


※【関連記事】フリー客と指名客に対する接客&営業法のコツ

 


編集後記

 

どんな仕事でもそうですが「継続は力なり」ですね。

特にこういったナイトワークに関してはお酒が入っているので次の日にはお客様が忘れていることもしばしば…


こういったことをコツコツ積み重ねていって最後に美味しい思いが待っているのでそれまでは我慢ですね。

ただ今回紹介した記事はとても参考になるものばかりで普通に営業をするよりは圧倒的に効率的なので、参考にしていただければと思います。

  
 

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