水商売で働く女の子たちが文章を制作する「実録・ラウンジ嬢！」企画。サイトを見ても条件やお店の雰囲気ばかりで、実際に働いている女の子の姿や働き方は想像つきませんよね。そこでラウンジドットコムはナイトワークに生きる女の子たちの生態に迫ってみました！
今回は「出会いが多い２０代後半の私がなんで結婚できないの！？」をお送りします。
あぁ！だから私は結婚ができないのか！
わたしがわたしなりに解析する、ぶっちゃけ20代後半の私が、まだ結婚できていない理由。同年代の女友達を見ていても、出会いの多さに関わらず、みんな多かれ少なかれ、同じように悩んでいる…。わたしの実体験と仲良し美女へのインタビューをもとに、私の周りで結婚できていない人の理由をトップ３にしてみました！もう何百回と聞かれた質問、「なんで結婚しないの？」の答え、こういうことでした～！
※リアリティを持たせるため、あえて普段の会話形式の文体で紹介します～！
３位 家事が致命的にできない
料理が上手くなりたいなんていう建前で、料理教室に通っているところをアップしたり、かわいいエプロンを買ったり、料理できる女子のふりをすることもあるけど、料理がほとんどできない、もしくは、やれるけどやらないって女子が実は多い。私もそうだし、私の友達も。外食の方が楽だしおいしいし、なにより楽しい。料理に時間かけるんだったら、エステにいったほうがいいんじゃない？って思っちゃうもん。1か月間だけの同棲をしてた時も、料理は自然と彼がいつも作ってた。彼はモデルだったから、脂肪分のない肉と野菜とのストイックな食事すぎて、途中でつらくなったけどね。笑
２位 結婚にメリットを感じていない
今が幸せ20代の女の子の本音は「ものすごく子供が好きで、どうしても子供がほしいっていうわけではない」っていうのが素直なところじゃないかな？
西麻布のラウンジにいったら、20代のふりして、実は30代後半。ブランド品で着飾って毎日、キラキラしていて、ちやほやされている女性がいる。そういう暮らしに憧れたりもする。結婚したら、ああいうことはできないんだろうなって。そんなわたしも、恋をするし、好きな人と適当に付き合ったり別れたりもしている。もてはやされて、彼からも愛されて、今が幸せ。結婚をする必要もメリットもよくわかっていない。だって、結婚したら自由が減るし、旦那さんは奥さんに家事などしてほしいって望んじゃうでしょう？そんなのヘルパーさんに頼んでくださいって感じ。
知り合いの元ラウンジ嬢で、まあまあ稼いでいるサラリーマンと結婚した美女は、ある日、ジミーチュウのハイヒールを買って帰ったら、「そんなハイヒールでどこに遊びにでかけるつもりなんだ。まず、そんなので歩いていたら、危ない。それに、夫婦の資産なのに、無駄使いして」と言われたそう…。男女の間には理解できないことがたくさんあるんだから、わざわざ結婚なんてする必要ないって感じちゃうよ。同棲も、無理って女子、多いよね。とくに一人っ子は、一人が自由で気楽で一番いいって考えが強いからね。実際、現代の日本では、同棲するカップルが減っているそう。かくいう私も無理です。自分の時間が欲しいし、洗濯物や皿洗いに文句言われたり、逆に納得いかないことされたりするのは許容できない。彼の汚したトイレを掃除するのもいや。彼と同棲したこともあるけど、その彼は几帳面すぎて、いちいち指摘が細かすぎて、同棲して1か月で追い出した。笑
１位 ただ、単純に踏み出せない
結婚って、一大イベントじゃない？自分の人生が始まる「誕生」の次くらいに大きなイベントだとおもわない？だって、新しい家族が増えて、赤の他人だった人と、新しい人生を歩むことになるわけでしょ。なにがあっても、一緒なわけでしょ。すごく大事に聞こえる。ぶっちゃけ、今まで、結婚しようって言ってくれた男性がいなかったわけではない。プロポーズされたこともある。そのときにもらった指輪は返したけど受け取ってもらえず、質屋に持っていったら“偽物のダイヤだった”なんてこともあったなあ…。
遠距離の彼とギクシャクし始めて、「もう結婚しなきゃ、別れる」と言われたこともあった。でも、自分の中で、まだまだ若いし、まだまだ早いし、まだ自分の運命の人には出会えてないし、っていう「まだまだ論」が抜けなくて、結婚に踏み出せないでいる。いつまでが「若い」なのか、いつからが「遅い」なのか、「運命の人が誰なのか」なんて、誰も教えてくれないし、正解はないし、あくまで個人的なとらえ方によるものだけど、なんとなく、踏みとどまってしまうんだ。
一方で、同級生がどんどん結婚し始めて、結婚式に出席するようになると、「幸せそうでいいな～」という結婚に対する憧れも芽生える。子供を連れて家族で出かけているカップルを見ると、「子供ってかわいいな、家族ってあたたかいな～」って思うことだってある。一瞬ね。でも、まだわたしは女性として楽しんでいたいし、結婚したらラウンジで働いたり、ギャラ飲みに行ったりもできない。新しい出会いもなくなるし、お小遣い制になっちゃうかもしれないよな。とかしょーもない理由でとにかく踏みとどまっている。子供でもできてしまえば、えいや～で結婚するしかなくなるんだけどね。だから世の中、芸能人をはじめ、できちゃった結婚が多いんだろうね。いい悪いではなく、きっかけの一種でしかないと思うんだ。
ほかにもたーーーくさん理由はあるけど、まだまだ結婚は遠そうです…。いい人いたら紹介してください。（口癖）
編集後記
結婚・・・。
それは、単なる”契り”なのか、お互いの“ケジメ”なのか。
法的拘束と社会的な信用を底上げするという点では客観的意味を見出しますが、一番はお互いの気持ちの問題でしょう・・。
今後、女性の社会進出が増え、経済的自立が進めば、より女性の立場が高まるでしょう・・。
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