水商売で働く女の子たちが文章を制作する「実録・ラウンジ嬢!」企画。サイトを見ても条件やお店の雰囲気ばかりで、実際に働いている女の子の姿や働き方は想像つきませんよね。そこでラウンジドットコムはナイトワークに生きる女の子たちの生態に迫ってみました!
今回のテーマは【女性しかできない体験「妊娠」について感じたこと】です。
男性と女性の大きな違いの1つである「妊娠」。1つの身体で二つの命を最低でも守らないといけないと考えると本当に大変だと思います。
今回の寄稿者は元ラウンジ嬢の「うぃんぐ」さん。現在、二児の母として日々子育て奮闘を続ける彼女が「妊娠」をテーマに自身の経験を語ってくれました。
【妊娠】女性しかできない体験「妊娠」について感じたこと
1人目の妊娠中の我慢や感じたことについてです。
十月十日は1人目だと長く感じました。
2人目になれば上の子がいるし、仕事も続けているしであっという間に感じます!
今回は長かった1人目の妊娠から出産までについてお話しします。
1.妊娠するまで
私はもともと生理不順だったこともあり、排卵日がわかりませんでした。排卵検査薬を使うこともしなかったので、できたらいいなあ。となんとなく思っていただけでした。
なので、正直いつ授かれたのかもわかりません(笑)
ネットで調べてどのようにしたら授かりやすいのか試してみたりしました。
生理が遅れると「もしかして!」ってすぐに産婦人科に行きました(笑)
そのたびに落胆してたのをいまでも覚えています(汗)正直諦めかけていました。そのとき、珍しく生理がいつも以上に遅れたときがありました。検査薬を使用してみると、うっすら陽性に線が…
嬉しさと、線が薄いので不安もあり、とりあえず再度産婦人科へ!
少し早かったため、心拍などは確認できずまた後日再診になりました。ただ、胎盤が確認でき、とりあえず嬉しく思いました!
2.妊娠前との違い
無事心拍も確認でき、1ヶ月に1度の検診が始まりました。
私は幸いなことに悪阻がほとんどなかったです。夏場に少し気持ち悪いかな?と思うことはありましたが、水分とって休めば治りました。嘔吐したことは1度もありませんでした。ただ、常にお腹が空いていました。ご飯食べた1時間後にまたご飯を食べるなんてことはざらにありました。そのため体重が一気に増えてしまい産婦人科で注意を受けることもありました(笑)
お腹が妊娠5ヶ月すぎぐらいから徐々に大きくなるにつれ、身体が思うように動かせなかったり、満員電車が辛かったり、足が疲れやすくなったりしました。なんにもしたくなかったり、常に睡魔に襲われているのは辛かったです(汗)
それでも、仕事は出産ギリギリまで続けられていましたし、仕事に支障がでるようなアクシデントもありませんでした。
すごく元気な妊婦だったように思います(笑)
3.気をつけていたこと
これは、私が辛かったことでもあります。
妊娠前、頻繁に食べに行っていたお寿司屋さんに行けなくなったことです。妊娠中は生物はあまりおすすめしません。流産の原因になったりするそうです。もちろん全てのお刺身がそうではないのですが、気にしながら食べるのは嫌だったからです。これは、身体が重くなることよりも私にとっては辛かったです。
生物は全般的に避けました。目玉焼きも半熟が好みでしたが、しっかり火を通しました。とにかく食べる前に1度ネットで調べたり、産婦人科からいただいた冊子に書かれている妊娠中の食生活を確認しました。
コーヒー、紅茶もそのうちの1つです。私は紅茶が大好きです。1日飲まない日など無いほどです。紅茶に関しては1日に2杯ほどなら問題ないそうなのですが、実際のカフェインの摂取量が分からず、飲まないにこしたことはないという判断から十月十日我慢しました。紅茶を飲まないことで飲料に困りました(笑)いままで本当に他を飲んでなかったんだなあと(笑)
その他に、重たいものを持つとお腹が張ったりする。
高いところは転倒の恐れがあり危険。
当たり前ですが、飲酒、喫煙も禁止にしていました。もともとお酒もよく呑んでいましたが、十月十日、出産後1年は禁酒していました。
今思うとすごく徹底していたなあと感じます。
重たいものは職場で周りの方に手伝ってもらうなどできたので助かりました。
十月十日、愛しい我が子に会うまで我慢の連続でしたが、それも元気に産むためだと思うと頑張れました!
体調に個人差はありますが、私の場合ギリギリに出産準備や、赤ちゃんの衣類など揃えました(笑)
4.いざ、出陣!
なんと、予定日ジャストの出産になりました!
仕事は1週間前に休みに入り、暇な毎日を送っていました。
前日、明け方に主人を駅まで送った後、家でいつものようにゴロゴロしていたらなんとなくお腹痛いかな?と感じました。おしるしなどは一切無かったです。主人は次の日の朝まで帰ってこないため、念のため実家の母親に連絡して、実家に泊まることにしました。夜ご飯はしっかり焼肉を食べました(笑)
夜中12時すぎから頻繁に痛みに襲われました。陣痛です。産院に電話しましたが、初産なのでまだ産まれないだろうとのことで朝一の検診に行くことになりました。陣痛の合間に睡眠をとりました。
朝の9時に父親の運転で病院。陣痛中に歩くのはとても辛かったです。病院についてすぐ、子宮口5センチあいてました(笑)すぐ入院になりました。モニターでチェックして、部屋に戻りお昼食べてからのはずが、そのまま分娩台へ(汗)
いきみたくてもいきめず、産まれると思ったら途中でとまってしまい、尿を出さないと赤ちゃんがおりてこれないと言われ、陣痛の中トイレに行き(笑)。
※【関連記事】【前編】元ラウンジ嬢が苦しかった経験!妊娠?初マタ体験談〜悪阻編〜
編集後記
僕の同級生も母親になっている人が増えて行って、同窓会などのネタも以前より「妊娠について」や「子育ての話題」が多く飛び交ってくるようになりました。
そんな彼女たちから貰ったアドバイスが「妊娠中は男側も一緒になって戦う気持ちでいて!」といわれました。
生まれた後ももちろんですが、妊娠している最中は食事制限などをしなくてはならず、大変なんだよ!と周りの同級生から似たような言葉をさんざん言われました。肝に免じておきます…
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