水商売で働く女の子たちが文章を制作する「実録・ラウンジ嬢!」企画。サイトを見ても条件やお店の雰囲気ばかりで、実際に働いている女の子の姿や働き方は想像つきませんよね。そこでラウンジドットコムはナイトワークに生きる女の子たちの生態に迫ってみました!
今回の内容は「初マタ体験談〜悪阻編〜」。妊婦さんの間では、初マタニティを略して初マタと呼ぶそうです。そんな初マタさんたちが最初に苦しむ悪阻。それはどんなものなのでしょうか? 今回の寄稿者は初マタの悪阻を乗り越えたパンダさん。辛かったこと、不安だったこと、どうやって乗り越えたか、などとても詳しく解説してくれています。まだ妊娠してない女性でも読んでおいて損はな内容となってます。ぜひご覧ください!
【前編】苦しかったこと共有します!初マタ体験談〜悪阻編〜
人生で初めての妊娠。妊婦さんの間では、初マタニティを略して「初マタ」と言われています。
初マタさんがまず最初に苦戦するのが妊娠初期の悪阻だと思います。今回は私が経験した【初マタ体験談〜悪阻編〜】をまとめてみました。
1. 突然の悪阻
新婚旅行が終わり、初夏。まだそんなに暑くない時期に、妊娠が発覚。そして発覚から4日後、突然の吐き気に襲われました。よく『悪阻は二日酔いがずっと続く感じ』という言葉をいろんなところで目にしていましたが、私の中では、二日酔いではなく"急性胃腸炎"のような感覚でした。
何を食べても、何を飲んでも、胃に入った途端入った分だけ嘔吐。だるい とか 気持ちが悪い なんて言葉では済まされず 死ぬかも と本気で思っていました。
翌日になっても症状は変わらず、経産婦の友達に 悪阻ってこんなにしんどいの?! と思わず連絡。すると、点滴打ってもらったら少し楽になるかもよ!と。すぐさま、産科へ駆け込みましたが、すでに一人で歩くことすら不可能な状態。夫に運転してもらい、支えてもらいながらどうにか病院着。
2. 入院生活の始まり
待合室のソファに座っていることもできず、看護師さんがベッドへ連れて行ってくれました。そして主治医の先生が、私を見て一言。
「極限の脱水状態です!即入院してください!」
丸2日間水分が取れなかった私は、尿も出ず、かなりの危険信号。そして、元々水分を取るのが苦手だったため、体内の貯水もなかったのです。まさか悪阻が始まって2日で入院生活が始まるとは思ってもみませんでした。
★初マタアドバイス★
悪阻は、水分を取れるかどうかが重要。食べ物を受け付けなくても、水分さえ取れていれば、点滴通院で入院は免れると思います。水分すら受け付けなくなった場合は、様子見なんかせずにすぐに産科へ!!
3. 何も食べれない
入院してからは、24時間点滴のおかげで、脱水状態はすぐに回復しました。が、しかし悪阻が終わったわけではないので、気持ち悪さは継続。吐きすぎて胃も荒れていた為、食事も消化せず、しばらく点滴で生きていました。(水分は取れるけど食べ物が食べれない人と同じ状況。)
何日かして食べれるようになった物は、トマト・のど飴・干し梅・板チョコ・たまごボーロでした。
4. 食べていいものが分からない
初マタの何が大変って、突然妊婦生活が始まるので、食べていいものダメなものが把握しきれないんです!!さらに悪阻で受け付けるものまで限られてしまうので、本当に困りまし た。
でも、そんな時に、お菓子でもジュースでもなんでもいいから食べたい物を食べてごらんと先生に言ってもらえて、かなり心が軽くなりました。
もちろん、禁煙禁酒など絶対にダメなものはありますが、カフェインや生物、糖分塩分などは、摂取量さえ守れば大丈夫なのです。(先生によっておっしゃることが違うので確認してくださいね)
★初マタアドバイス★
悪阻期間は、食べたい物を食べたい時に食べれるだけ。毎日食べたい物が変わるので、ヒットしたからと言って大量買いはしないこと。(翌日には食べれなくなっている可能性が大)
更に、食べたい物=受け付ける物ではないので、毎日ロシアンルーレットだと思って開き直るしかないです!
筆者:パンダ
編集後記
読んでるだけで苦しい。。子供を産んだ女の子に聞くと、子供を産んでよかったと言う子がほとんどですが、こういった苦しみを乗り越えたからなのかもしれないですね。
出産のときの痛みは鼻の穴からスイカが出てくるくらい痛いと聞きますが、そんなの出るわけないやん!と男のわたくしは思ってしまいます。注射の痛さが怖くていつも油汗をかいてしまうほどの繊細なわたくしは男に生まれて本当によかったと思います。ありがとー!おかあさーん!