水商売で働く女の子たちが文章を制作する「実録・ラウンジ嬢！」企画。サイトを見ても条件やお店の雰囲気ばかりで、実際に働いている女の子の姿や働き方は想像つきませんよね。そこでラウンジドットコムはナイトワークに生きる女の子たちの生態に迫ってみました！
今回の内容は「初マタ体験談〜安定期から妊娠後期編〜」人生で初めての妊娠。
妊婦さんの間では、初マタニティを略して「初マタ」と言われています。 以前、私が経験した【初マタ体験談〜悪阻編〜】を書かせていただきましたが、今回はその続き【初マタ体験談〜安定期から妊娠後期編〜】です。
妊娠安定期から後期までの身体、気持ちの変化を公開します！
1. 安定期の悪阻からの気持ちの変化
私の場合、重い悪阻は丸々３ヶ月続きました。 退院してから１ヶ月は自宅で寝たきり生活でしたが、秋には日中起き上がってちょっとずつ家事などができるように。
洗濯物を干して日光を浴びたり、掃除をして部屋が綺麗になったりが気分転換にもなり、なによりお腹が大きくなって目立ち始めることにより、幸せを感じることができるようになっていきました。 ただ完全に悪阻がなくなったわけではありません。 この頃、特に左右されたのが"気圧"です。天気が悪くて気圧が低い日は、決まって具合が悪くなっていました。もちろん妊婦でも飲める頭痛薬もありますし、そういう日は無理せず冷えピタを貼って布団で寝ていればいいのですが、昨日まで元気で「悪阻終わったかな？！」なんて思っていたのに翌日突然また振り出しに戻ったかのように具合が悪くなるので、メンタルがやられていました。
気圧に左右されて思い通りに過ごせないことがとてもストレスでした。 ただ、Twitter等で「気圧 頭痛」などで検索すると、同じように苦しんでいる妊婦さんの呟きがたくさんヒットしたので、私だけじゃないんだなと、どうにかこの時期を乗り越えようと頑張る気持ちになれました！
★初マタアドバイス★
・「頭痛ーる」というアプリをダウンロードすることをオススメ。
気圧のグラフが見れるので、事前に(明日は気圧が低いから具合が悪くなるな)と心の準備をする事ができる。 慣れてくると(今日の夕方から気圧下がるから午前中のうちに家事を済ませて午後になったら薬飲んで寝よう)とスケジュールを組む事もできるようになっていました！
2. 徐々に楽になっていく悪阻
冬になる頃にはすっかり悪阻も落ち着き、友達と遊んだり少し遠出したりもできるようになっていました。
やっとここからマタニティライフを楽しむことができるなと。 出産をしたら、旦那さんと二人だけの時間はなくなります。しばらくは外食も行けませんし、お店も限られてくると思います。なので、悪阻が落ち着いてからは旦那さんとの思い出作りを大事にしました。
★初マタアドバイス★
・産前旅行は本当に行っておいて良かった！二人きりの最後の思い出としてとてもいいものになりました。 (本当に体調が良い時期に、自分が思ってる以上に近場でゆったりプランにしてくださいね)
・焼肉や鉄板料理は食べ納めしておくべき！(産まれたらしばらく行けません)
・マタニティフォトを撮るならこれくらいの時期に撮るのがオススメ。
・臨月に入ると一気に動けなくなるので、ベビーカーチャイルドシートベビーベッドなどの大きな物の準備はこれくらいの時期に終わらせておくと良いです。
3. 悪阻だけだと思ったら大間違いだった
このまま出産まで楽しむだけだ〜なんて思っていたら大間違いでした。
後期に入ってから直面したのが、お腹が大きくなっていくことにより起こる皮膚の痛み、痒み、そして息苦しさです。 後期に入ると、一段とお腹が大きくなります。ある日突然、ものすごい痒みで目が覚め、そこからは服が触れるだけでも痛い！痒い！寝ても起きても何してても痒い！痛い！毎日保湿オイルを塗っていたのに何故？！となっていました。
皮膚がこれでもかと言うくらい伸びるので、はち切れそうな突っ張りにかなり苦しみました。また、皮膚が伸びることにより薄くなるので、敏感肌になり今まで自分に合っていた保湿剤などが突然合わなくなりました。 それからお腹が大きくなると、仰向けで寝ることができなくなりました。わかりやすく言うとお腹の上に漬物石を乗せたまま寝ているような感覚なので、短時間でハァハァ息苦しくなり眠ることなどできません。また胃が圧迫されることにより、横になると食べたものが逆流して食道が苦しく熱くなっていました。横向きで寝ると多少楽でしたが、寝ている途中で寝返りを打って仰向けになってしまったりするので、とんでもない動悸で目が覚めることもありました。
また、この頃になると体重増加もピークに達し、膝や腰が悲鳴をあげていました。座る・立ち上がる・横になる・起きる・しゃがむ等今まで普通にできていたことがとんでもなくしんどい！！！ 妊娠期間も長くなってきて、いつまでトラブルが続くんだ！なんで私ばっかりこんなに辛い想いをしなければならないんだ！と、イライラしてしまったり…食べ物飲み物に制限はあるし、ストレス発散したくてもできない事ばかりだし。 そんな時は、エコー写真を見たり、この頃には性別が分かっていることも多いのでお洋服を買ったり、その場しのぎではありますが少しでも前向きになれるようにメンタルを維持していました。
そして、旦那さんにはわからない辛さ苦しさです。支える事に疲れてきてしまう時期だと思いますが、旦那さん側も頑張ってあげてください。「頑張ってるよ」「弱音吐いていいんだよ」等の声かけが大事です！！ 間違っても「どうしようもないんだから仕方ないじゃん」等と言わないように！
★初マタアドバイス★
【皮膚の痒み痛みの対処法】
・柔軟剤の量を減らすor柔軟剤を赤ちゃん用の物に変える。(皮膚への刺激を減らす)
・ピタッとした服を着ない。(ヒートテックをやめて、メンズ物のゆったりしたインナーに変えたら摩擦での痒みが減りました)
・保湿剤を、赤ちゃんでも使えるような、無添加無着色無香料の物に変える。
【息苦しさの対処法】
・食事は少ない量を何回かに分けて食べる。
・食べ終わったあとすぐ横にならずソファなどで体を起こしておく。 ・枕を高くする。 ・横向きの場合、抱き枕を使用する。(足と足の間に空間を作るとお腹が潰れない) 【膝や腰の痛みの対処法】 ・湯船でよく温める ・腹帯をする(ベルト式がオススメ) ・長時間同じ体勢でいない
私の場合ですが 妊娠初期は嘔吐や脱水などの体内トラブル 妊娠後期は痒みや痛みなどの表面トラブル といった印象でした。
初マタだからしんどいこともありますが、初マタだから楽しめることもありますので、何をするにも楽な方を選んで、マタニティライフを前向きに過ごすことが大事だなと思います。次回はいよいよ出産について書きたいと思います！
※全て個人差がありますので、全員が同じ症状が起きるわけではありませんし、全員に効く対処法でもありませんのでご了承ください。
筆者：パンダ
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編集後記
男性には理解されないというところが、グサっときましたね。こういった時に相手を労わってあげられる男が、舘ひろしばりのホントのいい男なのかもしれませんね。
二日酔いでぐったりしているときに、素面の人になんでそんなになるまで飲むのか理解できないと言われますが、そんな感じなんですかね？いやー、ほんとなんであんなになるまで飲むのか自分でも分からないんですもん。自分でも分からないことが他人に理解できるわけないですよね！今日も飲むぞー！
みなさんいくら酔っぱらってても、妊婦さんには電車で席を譲りましょうね！
