水商売で働く女の子たちが文章を制作する「実録・ラウンジ嬢!」企画。サイトを見ても条件やお店の雰囲気ばかりで、実際に働いている女の子の姿や働き方は想像つきませんよね。そこでラウンジドットコムはナイトワークに生きる女の子たちの生態に迫ってみました!
今回のテーマは「夜から昼職へ。やっぱり夜職に出戻りたいと感じた瞬間」です。
夜職を経験された人は思ったことはあるのではないでしょうか?昼と夜の仕事のギャップに戸惑いを感じて。では特にどのような時にそのような瞬間に感じられるのでしょうか?
今回の寄稿者「あゆみ」さんが自身の経験をもとの記事を書いてくれました。
夜職に出戻りしたいと思った瞬間6選
夜のお仕事をしていて多くの人が
「いつかは辞めないと‥」
「履歴書あきすぎちゃったな」
「昼の収入でやってけるかな?」
「昼の仕事やったことないし大丈夫かな」
とたくさんの疑問と不安を抱えるかと思います。
どんな理由であれキャバクラを辞め昼職に転職するのは一大決心です!!昼職に無事受かり就職‥頑張るぞ!!と思ってやっているのにやはり夜に戻りたいなと思う時も多々あったりしませんか?どんな時に思うことが多いか戻りたいと感じる瞬間を6つあげたいと思います!
1.お給料
これが1番多い理由ではないでしょうか?やはりキャバクラは高収入です。時給が安くても3000〜売れっ子になれば時給10000以上にもなります。それに比べて昼職は時給1000前後。少なくても3倍以上の差があります。また社会保険などを引かれると手取り額は15万前後だったり。今まで月に何十万、百万以上と貰ってた人が20万以下のお給料で暮らすのですから戻りたいと思うのも当然といえば当然ですね‥
2.給与の支払い
同じお金問題ですが『日払い出来るところ』です。
キャバクラは今日どうしてもお金ほしい!って時に1日5000ー10000ほど日払いをして貰えます。支払いが間に合わない、遊びに誘われたのにお金ないなんて時にとても助かる制度です。当たり前ですが昼職は日払い、前借りはできないところがほとんどだと思います。支払い前など切羽詰まった時、急なお誘いが入った時日払いがあれば‥!!と思うことがあります。
3.シフトの自由
夜のお店はだいたい1週間前に来週のシフトを出す、半月ごとに出すと自分で決めることができます。平日の安い時期に旅行行きたい‼️と連休取るのも可能ですし、ここは遊びに行くからと自分の用事優先で仕事をできます。比べ昼職は月曜日から金曜日時間固定、もしくは向こうの出したシフト制ですよね。仕事をベースにプライベートの予定を組む形になります。学生時代は当たり前でも一度自由さを知ってしまうと平日休みたいなー。連休とりたいなー。って時にキャバクラは自由だったなあと思ったりしますね。
4.ファッションの自由
髪型、髪色、服装、ネイル、メイク…夜の子と昼の子を比べると全然違います。(アパレルなどファッション業界の人などは除きます)キャバ嬢は髪もネイルもメイクも派手にしてもOK!ヘアメイクさんがいたり毎日おしゃれし放題です。比べ昼職で金髪に巻き髪、派手なネイルに派手な化粧…居ませんよね。求人に自由と書いてあってもそんな派手な格好はできません。お洒落好きな子はその点も自由にしたいー!と思うのではないでしょうか?
5.自己承認欲求
夜に働いてる子って寂しがり屋だったり人に求められたいと強く思ってる子が多い気がします。キャバクラをやっていると多数のお客さんに好きだ、可愛い、会いたいと求められ、お店からも出勤してください!と求められ。現役の時は携帯うるさいな。とかお客さんめんどくさい。と思うこともありますがいざなくなってみるとあれ?ってなる事も。うざいくらいに(言い方悪くてすいません)求められてたことが懐かしくなったりするのです。
6.現役キャバ嬢と遊んだ時
お金があって、オシャレして煌びやかな生活をしてる友達とあった時(もしくはSNSで見た時)にやっぱりキャバ嬢ってキラキラしてるな。って思います。病んだりしてる子も多いイメージもあるかと思いますが売れっ子達はみんなイキイキとしてて自分に自信をもっていてキラキラしたオーラがあります。純粋に素敵だなって思いますよね!
そんな所でしょうか…?
ほかにも沢山思うこともあると思いますが多くの人が思うことをあげてみました。こう書くと昼職はマイナスばっかり!みたいに聞こえてしまうかもしれませんがそういうわけではありません!やはり夜の仕事はまだまだ偏見の目で見られることもあります。履歴書にも書けない、保証がない、安定がない、クレジットカードやローン通らない(通るところもありますよ)、家を借りる時に大変…など夜のお仕事ならではのデメリットもあります。
でも私は一概にどちらがいい!とは言えないと思っています。やっていたから、楽しかったからという理由もありますがなんとなく昼職に就職してつまんない。などと思っている子と楽しく堂々としてるキャバ嬢だったらキャバ嬢の子の方が魅力的に見えませんか?やはり人生楽しんでいる子はキラキラしています。有名キャバ嬢方達(愛沢えみりさん、門りょうさん、小川えりさん等)がキャバ嬢としても売れていてSNSでもファンが多く憧れられるのはそんな理由もあると思います!ファンの八割女性だそう。彼女達は引退してもやりたい事をやってキャバ嬢だったことを誇りに思ってると言っています。
どんな仕事にもメリット、デメリットはつきものです。『出戻り』なんて言われ結局あがれなかったんだね。なんて言われたりしますが…戻りたいなあと思うことは悪いことではありません!むしろ楽しんでキャバ嬢ができていた証拠です。戻る時に昼職を飛んだらだめですよ。笑
どの仕事も楽しんでできるといいですね。
編集後記
いかがでしたか?
昼間の仕事と違い、夜の仕事は時給面などの給与面や、女の子だと見た目の面だと緩い職場が多いですよね。特に稼げていた女性だと思われるのではないでしょうか?ただ戻りにくいなどという理由であきらめる人が多いのは事実ですが、実際「あゆみ」さんのように戻られた人もいます。一人で悩まずそういう境遇の人ともう一度チャレンジするのもありではないでしょうか!