【㊙テクニック公開】私がなぜお金溜まらなかったのか。またその解決法。

水商売で働く女の子たちが文章を制作する「実録・ラウンジ嬢!」企画。サイトを見ても条件やお店の雰囲気ばかりで、実際に働いている女の子の姿や働き方は想像つきませんよね。そこでラウンジドットコムはナイトワークに生きる女の子たちの生態に迫ってみました!
 

今回は「お金がたまらない理由」をお送りします。
お金って貯まらないですよね。でも具体的になぜお金がだろうと考えたことはありますか?またもし解決法があるならやってみたいですよね。
今回の寄稿者「えみみ」さんが「お金がたまらない理由、そして解決法」説明してくれます。



お金がたまらない理由、そして解決法

私はこれまで貯金という文字とは無縁の世界で生きてきました。そんな私がやった貯金法を紹介します。
 

 

1.それまでの私




まずは貯金ができない女に育った背景をお伝えします。一人っ子で、幼い頃から欲しいものは大抵手に入れることができました。お金が手元になくても親に頼めば渡してもらえたので、手に入れることが難しいものではありませんでした。そして会えばおやつ代だと言いお金を渡してくれる親族。またお年玉、お盆玉でもらう金額が子供にとって尋常じゃない桁でした。勿論、お金の価値などわかるはずもないため、物が欲しい→購入と、本当に欲しいか悩まず即決してしまうルートが確立してしまいました。それが小学生〜成人前まで続きました。


高校を卒業しすぐ東京へ上京しました。専門学校へ通うため奨学金を借りました。しかし、奨学金=月々に使用できる自由なお金との認識があり、装飾品から食まで残高が底を尽きるまで好きなように使ってしまいました。この使い方がいけなかった。本当にいけないと今では反省しています。まず借りているお金という認識がありませんでした。制度もよく分からず借りていた為、よく分からないけど毎月多くお金がもらえる、便利だなあと考えておりました。貯金をしよう、しなきゃいけないな〜〜という気持ちは頭の片隅にはありました。しかし自分の欲求に忠実に金を使ってしまいました。

欲求>>>>>>>>>>>>貯金です。

当時の自分を振り返ると、見た目を気にしていたこともあり、少しでも自分を華やかに見せたいが故の出費でありました。


 

2.お金がたまらなかった理由



どんどん残高が減っていく現実に対し、
「今自分が必要だから仕方がないではないか」
「今ここで買わないと二度と出会えないものかもしれない」

という気持ちがかなり強かったです。つまりは言い訳をして後ろめたさを消そうとしていたのです。親から「残高少ないけどちゃんと生活できているの?」「今月何にいくら使っているの?」「お金を使うのはいいけども、貯金用に残しておいたら?」と電話口で言われる度に、耳が痛い話だと思いつつ面倒だなぁと感じていました。購入品のレシートは全て捨てていた為、当時何にいくら使っていたか分かりません…。


私を含め、個人的な意見として貯金ができない理由は下記ではないでしょうか。
1.月々の出費を把握していない
2.貯金をしたい明確な目標がない


当たり前のことではありますが、一部の人間を除き使用できるお金は無限ではありません。しかし、毎月固定費として出ていくお金は決まっています。貯金ができない、という状況を脱する為には非常に面倒ではありますが「月々の出費を見直す」これに限ると思います。私も出費を見直し、いかに自分が無駄なものにお金を使用しているかを知りました。漠然と生活キツキツだ、ではなく、何にいくら使用しているかを可視化する必要があります。

 

3私がとった行動



私の場合は『Monelyze』という家計簿アプリが一番合っていました。手間ではありますが、レシートを確認し自分で設定できる項目ごとに金額を入力していきます。あまり細かく分けてしまうと続かなくなってしまうため、私はスーパーでの買い物は食品、ドラッグストアは日用品、例え電車乗車以外で使用したとしてもPASMOチャージ代金…とざっくりとした分けかたをしております。


そこで判明したのが、通信費と食品の高さ!かなりショックでありましたが、コンビニでのついつい買いや空腹時の買い物、格安SIMへの乗り換えなど…減らせられるものばかりでした。
貯金へ繋げる事は容易でありました。だが、貯金の趣味や習慣が全くない人間にとっては継続することに対して意味を見出せません。その為、目標を決める事が貯金継続に必須な事ではないかと気づきました。現在の目標は猫と暮らしたい為、引っ越しと生活費用の貯金です。月の生活費からあらかじめ貯金額を引いておき、心の中では無かったものとして忘れておきます。


また、その人の設定する貯金額にもよりますが私は5万円以上が楽しく貯金ができると思います。金額が大きい分、すぐ桁が変わり貯金している感があります。金額が大きくなるにつれて楽しさが増してくるためモチベーションを保てます。貯金を差し引いた分で生活し、更に余裕が出た時は追加で貯金をします。元々貢ぐことに喜びを感じるタイプなので、ATMという推しに貢げることで喜びを感じられるようにまでなれました…(笑)その為、給料日が非常に待ち遠しく入金されたら速攻貯金しております。


現在、金銭面においては貯金もできるようになり落ち着いた暮らしができていると感じます。しかし、貯金は○○を絶対したい!!という強い意志がないと続きません。何事においてもそうですが、中途半端な気持ちで続けていく事は難しいです。すぐカード決済し、月々の支払いで嘆いている人は正直向かないと思います。一度やばい!と思えるようなどん底の状況で痛い目を見るのが一番いい薬だと思います。かなりの荒治療ではありますが…。



編集後記

いかがでしたでしょうか?
何か目標があると貯金はしやすいのかもしれませんね。また金額も少なかったら貯金をしている気はしませんし、多すぎたら生活に支障が出るので、丁度いい金額っというのも定めないと中途半端で終わってしまうので、「えみみ」さんの金額を参考にして後々変更するのもありですね。ただ本業一本だと最初の頃は厳しいと思うので、会員制ラウンジを副業にして少しずつお金を貯めていくのもありですね。

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