芋っぽかった私が、キャバクラや会員制ラウンジを通してどんどん垢抜けていった話

水商売で働く女の子たちが文章を制作する「実録・ラウンジ嬢!」企画。サイトを見ても条件やお店の雰囲気ばかりで、実際に働いている女の子の姿や働き方は想像つきませんよね。そこでラウンジドットコムはナイトワークに生きる女の子たちの生態に迫ってみました!
 

今回は「芋っぽかった私が、キャバクラや会員制ラウンジを通してどんどん垢抜けていった話」を紹介します。

水商売を始める前と後でその人の雰囲気が「がらりと変わった」という話は本当によく耳にしますが、寄稿者の「みよん」さんは、どのような変貌を遂げたのでしょうか!?

 



ナイトワークで垢抜けた私の話



元々地方出身だった私は、そのうち田舎暮らしに飽きて、東京で就職したいと思うように。そのためにはまず上京資金が必要だと、キャバクラでアルバイトを始めることにしたのですが、実際にキャバクラで働いている子の話を聞いてみると、みんなキラキラして見えて「私なんか…」と自信をなくしてしまうことが多々ありました。。
 

 

 

1.まずは垢抜ける必要があった




まずは、自分に自信をつけようと、手っ取り早く垢抜けて可愛くなれる方法を探し、実践しました。

1.美容院に行く
今のあなたの髪は、自信を持って綺麗だと自慢できますか?すぐにYESと言えないあなたは、まずは信頼できる美容師さんを見つけて「どういう髪型・髪色が似合うと思いますか?」と聞いてみましょう。自分のことはなかなか客観視しづらいものなので、思い切ってプロの目線からアドバイスをもらうことで新しい自分に出会えます!髪の毛がパサつきがちなら、こまめにトリートメントをしてホームケアの仕方を教えてもらったり、髪の毛が黒髪で重たい印象なら似合う色に染めてもらったり…思い切ってばっさり切ってしまうのもいいかもしれません。これは、ラウンジで働くようになった後の話になりますが、スタッフさんに「髪の毛切ったらもっと可愛くなりそう」と言われて、素直にロングからミディアムくらいの長さに髪を切ったら、その日からめちゃくちゃお客さん受けがよくなり、指名につながったのです。自分の思う似合う髪型と、客観的な印象は意外と違うものです。手っ取り早く垢抜ける為に、周りの意見を取り入れる事は大切です。

2.ダイエットをする
ダイエットは1番の整形…なんて言葉があるように、痩せると見違えるほど垢抜けます。ただでさえスタイルのいい子が多いナイトワークの女の子の中で、「抜群のスタイル」という武器を手にすれば、自分にもっと自信が持てるはず。私の経験から、スタイルを重視するお店はとても多いので、痩せれば自然とお客さんの目を引くようになります。もちろん極端な食事制限やストイックすぎる運動はNGですが、無理せず続けられるダイエットを行えば、必ずと言っていいほど垢抜けます!私の場合は、サラダやスープ、おでんのこんにゃくや大根をメインに低カロリーでも満足感が高めな食べ物を見つけて、ダイエットを実践していました。

 

2.初めてのキャバクラ勤務

 


少しづつ容姿にも自信を持ててきた私は、当初の予定通り、東京で一人暮らしをするための資金集めとしてキャバクラのアルバイトを始めることにしたのです。私が初めて勤めたキャバクラは、そんなに知名度は高くなかったけれど箱が広くて内装が綺麗なお店。県内で1番栄えている繁華街にあったので、客入りは悪くなかったですし、客層も優しいおじさまが多くて働きやすいお店だったと思います。入店を決めた理由は、友達がそのお店のナンバー嬢だったから。彼女がかなりお店にプッシュしてくれたので、お客さんゼロのナイトワーク初心者だったにも関わらず、かなりイイ条件で入店させてもらいました。遅刻や欠勤の罰金もなかったですし、ノルマも一切なしの自由シフトで永久時給…今思えば、かなり優遇されてたと思います。友達が働いていたのでスタッフさんや女の子ともすぐに仲良くなれて、本当にありがたかったですね。ナイトワーク初心者の子は、友達がいるお店からスタートするとかなり心強いと思います!

出勤日数は週に2〜3回、勤務時間は21〜1時くらいのペースでキャバ嬢生活を送っていた私ですが、月々10〜15万円のお給料を全部貯金していました。めちゃくちゃ稼げていたわけではないのですが、親に内緒かつ昼職のバイトも掛け持ちしていたので、私にはこれが精一杯。枕とか色恋は一切していなかったので、有名キャバ嬢のように毎日シャンパン!ってわけではなかったですが、お客さんもお店の人も優しくて仲が良かったので、もはや部活感覚で働いてました(笑)半年くらいで目標金額に達成したので、キャバクラを辞めて上京したのですが、今でもその時のことはいい思い出です。

 

3.そして会員制ラウンジへ

 



さて、キャバクラで働いたお金で無事上京を果たした私ですが、当時やりたかった仕事が安月給だったので、一人暮らしの生活資金のために再びナイトワークを始めることに。まだあまり土地勘もなかったので、家から1番近い繁華街である池袋のキャバクラに入店してみたのですが…なかなか衝撃的でしたね(笑)割と私が入店したところは歌舞伎町や六本木に系列店舗がある有名なグループだったので、まだマシな方だと後からスカウトさんに聞かされたのですが、ワイワイしたお客さんが多い上に女の子もギスギスしていて、お世辞にも居心地がいいとは言えませんでした。結局、そのお店は2〜3か月程度で辞めてしまい、次は恵比寿にある会員制ラウンジに入店することに。FAラウンジの求人サイトから応募して、そこのエージェントさんを介してお店を紹介してもらったのですが、なかなか倍率の高いお店に受かることができたので感謝しています。あの時は詳しいアドバイスをありがとうございました!(笑)

人生初の会員制ラウンジに入店した感想は、「みんな可愛すぎる!!」ですね。芸能の仕事してるようなかわいい子ばっかりだよとは噂で聞いていましたが、実際にここまでかわいい子がたくさん集まるなんて…東京ってすごい!会員制ラウンジってすごい!と、素直に感動してしまいました。東京に来てからは、日常生活でもナイトワークでも、それなりにちやほやされて生きていたのですが、自信が一気になくなりましたもん。(笑)でも、それが刺激になってヘアメイクや体型に気を使うようになったので、結果的には会員制ラウンジで働いてよかったかな。

会員制ラウンジは、やっぱりとにかくゆるく働けるのがいいですね。キャバクラやクラブはやっぱり出勤日数やノルマが少なからずありますし、ヘアメイクやドレスに着替えるのが面倒だったんですけど、会員制ラウンジはペナルティもないし私服で働けるので、私のように生活費の足しにしたいくらいの副業にはピッタリだと思います。会員制ラウンジで働いてるほかの子も、ほとんど副業の子が多かったですね。現役アイドルでバイト禁止だから、内緒で会員制ラウンジで働いていたり、昼は大企業で働いてるけど夜の空き時間を有効活用するために働いてたりとか…結構ライトな理由で働いてる子が多い印象。逆に何か目標があるならば、多少ノルマやペナルティがあるけど時給が高いキャバクラやクラブで割り切って働くのもアリかもしれません。

長々と、私の話をしてしまいましたが、伝えたかったことは、「環境による女の子の変化は凄い」ということ。当初は、キャバクラで勤務する為に垢抜ける方法を探していた私ですが、今では美容や見た目に関する事柄には自然と目が留まり、無意識に知識のアップデートを続けています。(笑)

綺麗になりたいと願っている貴女、水商売で働く事は良い選択肢かもしれませんよ!


会員制ラウンジのアルバイト適性診断

 

編集後記

いかがでしたか?良い服や高い小物を身に付ける事で、それを「持つに相応しい人間に自然と近づく」なんてことが言われています。

見た目を整えると、中身もそれに伴って向上するもの。これは「環境」でも同じことが言えます。周りのレベルが高ければそれに近ずく様、自然と自分のレベルが上がっていくものです!

まさに「みよん」さんが辿った道そのもの。うまく水商売を利用して美しくなったといえますね!!

よし、!私も、かっこいい男子に囲まれる様に、とりあえずEXILEのオーディションでも受けてくるか!!

 

 



 

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