今回のテーマは【前のキャバクラから今の店に移籍した理由。キャバ嬢が大告白!】です。
今のキャバクラで働けて満足をしている女の子はこの記事を読んでも参考にはならないでしょう。
しかし中には「ストレス」や「お金」の問題で今のお店ではなく違うキャバクラに移籍をしたい!もしくはしようと思っている女の子いますよね?
今回の寄稿者は元キャバ嬢の「遠葉」さん。彼女が今回の「前のキャバクラから今の店に移籍した理由。キャバ嬢が大告白!」というタイトルで記事を書いてくれましたので参考にしてみてください。
前のキャバクラから今の店に移籍した理由。キャバ嬢が大告白
キャバクラで働くと、勤務時間以外でもお客さんとの関係を維持するためにやらなければならないことがあります。
それが、アフター!
今回は、私がキャバクラでアフターに行ったエピソードの中から、良かった話と悪かった話をひとつずつ紹介したいと思います。
1.キャバクラのアフターについて簡単解説
キャバクラのアフターとは、お店の営業終了後にお客さんと食事に行ったり飲みに行ったりすること。
営業時間外のことなので、もちろん時給は出ませんしお酒を飲んでもバックはありません。
「じゃあ何のためにアフターなんてするの?」
「お金も貰えないならお店終わったらすぐ帰って寝たい!」
私も新人の頃はそんな風に思いました。
でも、アフターに付き合うというのはお客さんにとってはすごく嬉しいこと。
だからこそ、またすぐにお店に来てくれたり、売上に貢献してくれたり…といったことに繋げられるのです。
キャバ嬢にとってアフターは、疲れるけれどその後の自分にとっては欠かせないサービスなんです!
2.アフターに行って良かったお話
それではまずは、私がアフターに行って良かったと感じたお話から。
当時私を指名してくれていたお客さんの中に、30代の若社長がいました。
ある日、若社長が別の会社の同年代の社長を枝としてお店に連れてきてくれたんですよね。
私指名の若社長をAさん、枝の若社長をBさんとしましょう。
Aさんはけっこう羽振りが良くてテンション高めな人。しかも酒豪。
Bさんも似た感じの雰囲気だったので、私と同い年でお酒も飲めるキャストに、ヘルプでついてもらったのです。
卓ではかなりドリンクも飲み、ボトルも入ってみんな楽しく酔っていました。 あっという間に時間が過ぎ、閉店時間が迫るころ…。
Aさん「よっしゃ!このままアフターで朝まで飲むぞ!」
私「いいですねえ!行きましょう行きましょう!」
私の心の声「え…まじかまだ飲むのか。しかも朝まで⁉正気⁉」
ヘルプでついてくれた子も一緒に行くことになり、4人でアフターへ。 どこに行くのかと思ったら、朝まで営業するパブに到着(笑) お店を前にしてヘルプの子に深々とお辞儀付きで謝りました。
で、結局本当に朝までどんちゃん騒ぎ。
私もヘルプもタクシー代ということで結構な額を握らされましたが、喜ぶ余裕もなく半死半生で帰宅したのは午前11時…。 しかし翌週、このアフターが実を結びます。
Aさん・Bさんがそれぞれ自社の社員をたくさん連れて、私の働くお店で会社の歓迎会をしてくれたのです。
Bさんは前回ヘルプについてくれた子を指名したので、それも嬉しかったですね。 大きな売り上げに直結したアフターだったな、と満足感でいっぱいになりました。
3.アフターに行って悪かったお話
アフターに行って「良かった!」と思えることは少なくありません。
でも、 「来なきゃよかった!!」 「最低な客が」 なんて悪い展開になることもあります。
これは私が当時の先輩キャストに半ば無理やりアフター要員として連れ出されたときのお話。 先輩のお客さんは3人で来店していて、全員サラリーマン。
そんなにお金を持っている感じでもなく、細いお客さんなのかな…と思っていたのですが。
先輩「ごめん遠葉ちゃん!どうしてもアフター行かないとなんだけど、助けてくれない?」
私「え、あ、わかりました…あまり長くならないと嬉しいです(笑)」
私の心の声「おえーっ!まじか!!絶対なんの得もねぇ!!」
しかし先輩には従わないと…と律義な私はアフターへ同行。 5人で向かった先は…食べ飲み放題が激安の焼肉屋でした。 他のお客さんは全員大学生くらい。
お察しです。 そこから先は地獄の時間でした。
何が起こったのか箇条書きで紹介します。
・ちょっと引き気味になっていたら「ノリ悪い」と酔った先輩にディスられる
・焼き肉屋の飲み放題の酒を一気飲み強要
・飲み過ぎた先輩が早々に撃沈、卓で爆睡 ・残った男3人の相手をさせられる
・お客さん2人がトイレに引きこもり残る1人からしつこくホテルに誘われる
私「こんな目に合わされるような悪いこと、私なにかしましたっけ?」
史上最悪のアフターでした。
しかも交通機関のない時間にそのまま解散、タクシー代自腹。 なんなら焼き肉屋で割り勘しようとしていた客に先輩がキレておごりになったくらいです。
翌日先輩は二日酔いで店も休んで、LINEでひとこと「昨日はありがと!」で終了。
とんだ目に遭ったアフターでした…。
そして、自分は後輩にこんなことは絶対にしない!と反面教師として学ぶできごとでした。
ちなみに、なぜあのサラリーマンたちとのアフターに先輩が絶対行かないといけなかったのか? それはいまだに謎です。
4.まとめ
今回は、私がキャバクラで働いてアフターに行った際の良かったエピソード、悪かったエピソードを紹介しました。
アフターの内容次第ではキャバ嬢にとってプラスになることもありますが、最悪の体験をする可能性もあります。 しっかりと相手を見極めてアフターするようにしましょう!
編集後記
お客さんの質にもよりますが、アフターに行くメリットは大きいです。次の指名に繋がりやすいですからね。
ただ一番に考えないといけないのは、女の子自身の身の安全です。
危ない目にあったり怖い思いをするようなお客さんとのアフターは働く女の子にとってデメリットでしかないです。
しっかりお客さんと関係性を築き、安全だと判断したうえでお客さんとアフターに行くというのが一番ですね。
キャバクラや高級クラブでのアフターに行く際はお客さんを判断する能力を身に着けてから参加しましょう!
アフター自体が嫌な女の子は、キャバクラや高級クラブに比べればアフターに誘われることの少ない会員制ラウンジでバイトをするのがいいのかもしれませんね。