会員制ラウンジやキャバクラを細く長く続ける為の人間関係構築術~店舗スタッフ編~

ラウンジで働く女の子たちが文章を制作する「実録・ラウンジ嬢!」企画。サイトを見ても条件やお店の雰囲気ばかりで、実際に働いている女の子は想像つきませんよね。そこでラウンジドットコムはナイトワークに生きる女の子たちの生態に迫ってみました!
 

今回は現役ラウンジ嬢が教える「会員制ラウンジやキャバクラを細く長く続ける為の人間関係構築術」~店舗スタッフ編~
をご紹介。

今回の寄稿者は現役ラウンジ嬢の「えみみ」さん。えみみさんが培った人間関係構築術とは、いったいどのようなものなのでしょうか!?

 




 


 



 

会員制ラウンジやキャバクラを細く長く続ける為の人間関係構築術~店舗スタッフ編~



 

店舗スタッフに嫌われてしまうと、つけ回しの際、いいお客様(羽振りのいい、金払いのいいお客様)につけてもらえないことが多くある傾向にあります。つけ回しのスタッフとの良い人間関係が構築されていれば、他のキャストより一番先にお客様につくことができ、場内指名やリクエストを取りやすい傾向にあります。
その逆で、なかなかいいお客様につけ回しで付けてもらえない…となると自然に売り上げも下がる一方です。ノルマがある場合、ノルマを達成できずに罰金…なんてこともよくある話です。罰金で済めばいいのですが、出勤調整にかかり、出勤さえさせてくれない…なんてこともありえます。そこで、会員制ラウンジやキャバクラを細く長く続ける為の人間関係構築術~店舗スタッフ編~を紹介していこうかと思います。


 

1.人間関係構築は面接、体験入店時からはじまっている



 

ラウンジやキャバクラに入店する際、面接を受けると思います。面接時に対応してくれたスタッフは、入店後もお世話になるスタッフです。特に女の子の面接をするスタッフは、スタッフの中でもつけ回し担当であったり、優秀な方が多い傾向にあります。面接時はハキハキと喋るように心がけ、しっかりとした受け答えをしましょう。どんな場面でもそうですが、ファーストインプレッションはとでも重要です。そのファーストインプレッションがその後の人間関係構築に大きく影響します。また、面接時に嘘をつくのはご法度です。スタッフは何人もの女の子を面接してきているはずです。嘘はすぐにバレます。嘘をついて入店しても、苦しくなるのは自分なので、自分で自分の首を絞めないようにしてください。自身が誠実な人であることを証明していくことが、人間関係構築の第一ステップです。
 

1.2体入から見られている


体験入店時はバッチリメイクにヘアメイク、自分を一番可愛く見せてくれるドレス、最高の接客を心がけましょう。スタッフはキャストの接客態度を常に見ています。特に体験入店時はよく見られていますし、入店できるかどうかもそこで決まるので、しっかりとした接客をしましょう。また、「おはようございます」「よろしくお願いします」といった挨拶などは、面接時、体験入店時からしっかりしておきましょう。意外とこれができていないキャストを多く見かけます。

 

2.入店後も人間関係構築は続く・・。

 


 

入店後も「おはようございます」「お疲れ様です」と挨拶をしっかりとしましょう。
挨拶ができない社会人なんていません。挨拶ができない人と信頼関係を築いていこうと思う人はなかなかいないと思います。

 

2.2 スタッフ、全員の名前を覚えましょう。


「〇〇(スタッフ)さん、おはようございます!」
「(〇〇(スタッフ)さん、これさげて下さい。ありがとうございます!」というように、スタッフの名前を呼んで挨拶や、お願い事をするとよりよい人間関係が構築されると思います。名前をつけるだけでスタッフからの印象がかなり向上すると思います。そのお店で細く長く働きたいのであればなるべく早いうちにスタッフの名前を覚えましょう。そして、スタッフは十人十色です。例え入店したての下っ端スタッフも、いずれは成長し、お店のトップまで登り詰めることもなきにしろあらずです。下っ端スタッフから店長、オーナーまで、分け隔てなく、そして謙虚な気持ちをもって接しましょう。

 

2.3 担当を見極める。


入店後、自分の担当スタッフを決めると思います。(お店側がこのキャストにはこの担当をつけると決めるお店もあります。)
自分で担当を決める場合、どの担当にするか、自分自身で見極める必要があります。
その担当が頼りになって、仕事ができる人かどうかを見極めてください。できれば、お店のスタッフからもキャストからも、お客様からも信頼の厚いスタッフを選びましょう。担当次第でキャストの売り上げは変わってきます。担当と二人三脚で売り上げを上げて、よりよい人間関係を作り上げましょう。担当スタッフは何人ものキャストを担当すると思いますが、売り上げがあるキャストほどたくさん目をかけてくれます。そうなることが理想的です。担当にとって、お気に入りのキャストになることが自身の売り上げアップにも繋がり、次第に担当とキャストの信頼関係が出来上がっていきます。

 

 

3.築き上げた人間関係は簡単に崩れる。

 


 


お酒が入ると、本音が出たり、甘えが出てしまうキャストをよく見かけます。

「〇〇(スタッフ)、お腹減ったから、なんか買ってきてってさっき言ったじゃん!遅いー!」

「〇〇(スタッフ)って、本当仕事できないよねー。なんとかなんないのー?まじむかつくんだけど…」

たまーにこんなキャストを見かけます。スタッフとの信頼関係、人間関係が構築されているのであれば、多少の愚痴や甘えは許してくれるスタッフ、お店はあると思います。ですが、思ったことと、口に出していいことは別物です。口に出したとしても、誰かを傷つけていいというわけではありません。夜のお仕事とはいえ、1人の社会人として振る舞うことを心がけましょう。スタッフはキャストから言われたこと、やられたことを必ず覚えています。いつでも相手の立場に立って接するようにして下さい。お酒が弱い子は前もって、ウコンの力など、肝臓を守ってくれるようなドリンクやお薬を飲んでから、接客しましょう。

 

3.2 天狗にならない

よくあるパターンで、自分の売り上げが上がって天狗になってしまうキャストがいます。たくさん売り上げがあるキャストでも、その売り上げを作ったのは自分の力だけではありません。つけ回しをしてくれるスタッフ、ドリンクを運んでくれるスタッフ、毎日早く出勤して店の掃除をしてくれるスタッフ、お給料を支払ってくれるオーナーあっての売り上げです。売り上げがあってなおかつ天狗になってしまうと、なかなかそのキャストを注意してくれる人はいないと思います。天狗になる前に、自分がそのお店で活躍できているのは、そこのスタッフ、そして、他のキャストありきであることを忘れてはいけません。

 

以上が会員制ラウンジやキャバクラを細く長く続ける為の人間関係構築術(店舗スタッフ編)です。

これは、実際に私が現場で働いた結果、分かったことです。上記が皆様のお役に立てると幸いです。

 

 

編集後記

いかがでしたか。どんなことでもそうですが、ある程度結果が出てしまうと慢心してしまうものですよね。
言葉ではわっかていても、日ごろのありがたみや信用を失う悲しさは実際に味わってみないと体感できないものです。

その点、実際に働いている「えみみ」さんからのリアルな情報には説得力があります。今回の記事は、すでに働いている方も、これから水商売に挑戦しようかと悩んでいるあなたにとってもきっと役立つ情報ではないでしょうか?

「当たり前のことに感謝を」私もこの気持ちをもって、今日も頑張ってまいりま~す!

 



 

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