クラブホステスは賃貸契約できない?私はこれで契約できました!

 

今回のテーマは「クラブホステスは賃貸契約できない?私はこれで契約できました!」です。

会員制ラウンジやキャバクラ、高級クラブで働いている女の子だと一度は経験したことがあるのではないでしょうか?賃貸契約の時にうまくいかなかったこと。仕事やお給料が安定しにくいとの理由で信用をあまりされていないんですよね。

今回の寄稿者は銀座クラブを経験している「みゆみゆ」さん。彼女の実体験から「クラブホステスは賃貸契約できない?私はこれで契約できました!」というテーマで解説してくれました!

 


クラブホステスは賃貸契約できない?私はこれで契約できました!

 



今回は水商売だと難しいと言われている賃貸契約についてお話していきたいと思います。

私が賃貸契約が出来たお話と、不動産屋さんに言われたコツと共に紹介していきます。

 

◆目次◆
 
 


1.テナント契約をした時のお話



私が若い頃はずっと実家暮らしで横浜や関内のキャバクラで働いていたのと、銀座で勤めるようになった時はおじいちゃんが東京に住んでいてそこで寝泊まりさせて貰っていたので、一人暮らしをした事がありませんでした。

銀座で貯金したお金で海外に留学し、日本に帰国した時に自分のピラティススタジオを開こうとしたのですが、その時に初めて不動産屋さんに行きました。

人生で初めて経験する自営業だったので、住居物件と事務所等として使うテナント物件がある事を知りました。ピラティススタジオとしての契約なのでこの場合テナント物件を紹介して頂きました。

4年くらい海外で暮らしていた事もあり、向こうでは学生だったので収入を証明する前年度の確定申告もないですし、そもそも働いていなかったので、どのように審査を通したかと言うと紹介された保証会社を使って通帳の残高だけで審査を通しました。

親戚から借りた500万円しか今ありませんと言ったら、仲介手数料1ヶ月分と敷金4ヶ月分と運転資金である家賃の6ヶ月分くらいがあれば審査は通して貰いやすいようです。

それより少ないと事業が失敗して家賃が払えなくなったら困りますからね。

今思えばたまたまネットで検索した街の不動産屋さんの担当のおばさんが親身に相談に乗ってくれる良い方だったのと、そのテナント物件を所有するオーナーのおじさんが地主でそのビルの最上階に住んでいると言う事もあり、だいぶ優遇して契約させて頂いたと思います。

家賃交渉や資金の値下げ等は担当の不動産屋さんがやってくれるので、この子を助けてあげたいなって思って貰うのはポイントだと思います。

またテナント物件を所有するオーナーからしても、空き物件を長期間持っているよりも、誰かに早く借りて貰いたいですし、出来れば長くちゃんと家賃を支払えるような借り主を見つけたいですからね。

お互いにとってWINWINになる関係を築けそうだなと思わせる事が肝心だなと思いました。

 

2.住居を契約した時のお話

 



テナント物件を契約したのですが、2年の契約更新前に解約してしまいました。

やっぱりスタジオの家賃が高いのと、ビジネスが安定するまではと銀座で途中からまた勤めるようになっていたので、どうせなら生活感が出ないような寝泊まり出来るようなところに引っ越せる方が時間と交通費の節約になるなと思ったからです。

そんなタイミングで流行りのウィルスが出始めたので、あのままテナント物件を所有していたら、4.5月の緊急事態宣言もあったりで家賃払えていなかったと思うしお客様も離れていたのであの時は良い判断が出来たと思っています!

2020年で1番良い判断でした(笑)さて今回はお風呂もあってベットも置けるような物件を探そうとしていたところ、住居物件とテナント物件の他にSOHO物件と言うものがある事を知りました。

SOHO物件とはテナントや事務所兼住居として契約出来る物件です。私みたいにピラティススタジオとしてやるのは珍しいと思いますが、水商売をするキャバ嬢さんやホステスさんて意外とネイリストさんやエステやマッサージで昼職で働いている方いますよね?

そう言う方には朗報だと思います!いつか独立したいなって思っている方はどうしたら独立出来るかなーって思っていたり、出張マッサージでたまにやってみたりと言う方がいるならば、ぜひこのSOHO物件で住みながら営業する事をお勧めしたいです。

初期費用として普通の賃貸よりも敷金多めに払う事がデメリットでもありますが、敷金なのでほとんど戻ってきますし、ペットを飼っている方もだいたい家賃や敷金が通常より高く支払っていると思うので、相殺したら同じものかと思います。

私が見た物件はメゾネットタイプで1階と地下で2フロアに分かれていたので、生活感が出る事なく1階をネイルサロンとしてだったりエステサロンとして使えるなと思いました。

また表札や看板も出せるのでお客様からしたら普通のサロンに感じるでしょう。

デメリットとしては、そこに住んでいるって思われると困る方もいるのでそこだけは注意して下さい。

治安のいいエリアだったらそこまで辺なお客様もわざわざ来ないと思います。

私は今は前のスタジオの常連さんやご紹介の方しか受け付けていないのでその辺は安心してレッスンしながら暮らしていますよ。





さて賃貸契約はどのようにしたかと言うと、前年度の確定申告と銀座のお店の『支払い調書』を不動産屋さんに言われて提出し審査を通して貰いました。

私の物件はオーナー側が審査をする会社も雇っていたので、保証会社はいりませんでした。

ピラティススタジオの売上げでは賃貸契約が難しかったので、銀座での収入の証明が必要でした。

月収が家賃の3倍以上ないと審査は通りづらいと言われたので『支払い調書』は【ホステス等の報酬】と詳細にかかれていますが、私の場合は『この会社に業務委託でピラティスを教えに行っています』と不動産屋さんに話していました(笑)

ホステスとして働いていますが、バーも系列であるので深夜はバーで働いていますって言うのもありかなと思いました。

なので重要な点をまとめると、



・確定申告を毎年提出する

・年明けには支払い調書を必ず貰う

・キャバクラやクラブのオーナーが別会社を持っていると強い。そこで事務として勤務しているか、業務委託先とか言えるといい
 

以上が自分の力で賃貸契約が出来るポイントだと思います。

これは昼間に自営業をしている人の場合ですが、水商売だけでもちゃんと確定申告していれば審査は通りやすいと思います!

そうすれば自分の特技を活かした昼間の仕事をしていて、夜は副業として働いているだけですと確定申告で証明出来ればより好印象ですしね。

どちらにしてもこの不安定な状況下でみなさん普段より自由な時間が増えていると思います。資格の勉強をしたり、自宅でも仕事が出来るような環境になるといいですね。
 

 


 


編集後記

 

キャバクラやラウンジは以前に比べると高時給で稼げるや社会的にも認知はされてきましたが、まだ信用という面では昼の仕事と比べ、安定しにくいという理由から賃貸契約などの際は苦労することが多いみたいです。

ここに書かれていないことで言えば、お客さんに不動産関係の人がいると後々楽な場合があります。

  
注意すべきは契約の際に個人情報などがお客さんに知られないようお客さん名義で借りず、自分名義で必ず契約することですね。

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