経験者直伝!クラブのママやチーママとの正しい接し方、上手いやりとり法を伝授します!

水商売で働く女の子たちが文章を制作する「実録・ラウンジ嬢!」企画。サイトを見ても条件やお店の雰囲気ばかりで、実際に働いている女の子の姿や働き方は想像つきませんよね。そこでラウンジドットコムはナイトワークに生きる女の子たちの生態に迫ってみました!
 

今回は「クラブのママやチーママとの正しい接し方、上手いやりとり法」をご紹介。クラブは個人プレーで働くキャバクラと違って、ママやチーママとの関係性をうまく築く事も重要!

実は、キャバクラとクラブって、似ているようで全く似ていないものなんです。今回紹介する方法を実践すれば、ママやチーママとの良い人間関係、信頼関係が作れると思いますので、ぜひ、参考にしてみてください。

 


 



 

クラブのママやチーママとの正しい接し方、上手いやりとり法を伝授します!!



 

クラブのママや、チーママとの接し方がすごく難しいと思われてる方、とても多いと思います。
お客様やママ、チーママとの席で、出しゃばりすぎるのもよくないし、全く話さないのもダメ…。どこまで踏み入っていいものか、バランスの判断が難しいものです。
私は現在、昼職の傍ら銀座のクラブでも働いています。そのお店はママ1人、チーママ1人がいるお店です。私自身、キャバクラからの水商売キャリアスタートでしたので、クラブに入店してからの人間関係の構築には苦労しました。今となって思うのは、キャバクラとクラブって、似ているようで全く似ていないものだということです。今回紹介する方法を実践すれば、ママやチーママとの良い人間関係、信頼関係が作れると思いますので、ぜひ、参考にしてみてください。


 

1.クラブではママ、チーママとの報連相は必須。



 

皆さん、「報連相」という言葉を聞いたことはありますか?

社会人では当たり前の

・報…報告
・連…連絡
・相…相談 

のことです。

この「報連相」が、クラブでは必ず必要となります。私はクラブに入店したばかりの頃、「え、“報連相”?誰とするの??」と、頭の中は、はてなマークでいっぱいでした。まず、入店したばかりの頃はママもしくは、チーママのお手伝い=ヘルプからスタートすると思います。そこで、名刺交換や、連絡先交換をした場合、その席の係りであるママもしくはチーママに必ず、「〇〇様(お客様)とお名刺交換させていただきました。今後、様子を伺いつつ、営業してみます」といったような内容を報告をしなければなりません。ママやチーママに名刺交換をしたことを報告しないで、たまたまお客様が来店した際に、お客様が「〇〇ちゃん(私)と連絡取り合ってるんだけどさ〜」なんて発言されたとき、ママやチーママによっては、「私たちの知らないところで、名刺交換、連絡先交換をして、裏っぴきでもしようと考えてるのかしら…?」と、思われてしまうこともしばしば…。

なので、名刺交換や連絡先交換をした場合は、必ずママ、チーママに報告しましょう。
連絡も、上記の報告と似たようなもので、「〇〇様(お客様)と連絡を取らせていただいて、〇〇日に、同伴しようと誘われました」といったような内容の連絡を係りであるママもしくはチーママに連絡します。もし、同伴や、営業中、アフターで困ったこと、判断が難しいと思ったことなどがあれば、かならずママやチーママに相談することを忘れないでください。ママやチーママは、キャストに頼られたり、相談されたりするのが大好きです。頼ることによって、ママやチーママとの人間関係が徐々に形成されていくこともあるので、積極的に相談しましょう。

 

2.お店のために飲む!それがクラブ。


 

キャバクラで働いた経験がある子であれば、ドリンクバックというものを知っていると思います。
お店によってドリンクバックの価格設定は異なりますが、例えば、ドリンクの10%をキャストに還元する、というものです。

ですが、クラブでは違います。クラブでのドリンクすべては、お店のためにのみます。つまり、ドリンクバックというものは存在しません。また、飲めば飲むほど、ママやチーママからの信頼は強くなります。ママやチーママは、お酒が飲めるのは当たり前と考えてる方が多いです。私のお店では、その日、沢山お酒をのんだり、会話を盛り上げたりすると、ママやチーママがチップをポチ袋に入れてくれて渡してくれます。
基本的にクラブには、ドリンクバックというものは存在しませんが、こういったおこぼれがあるのも事実です。ですがそこは、謙虚に、ありがたく頂戴しましょう。謙虚にふるまう、これが基本です。そして、自分のためでなく、お店の一員として、お店のために働くという認識のもと、クラブでは働いてください。そうすると自然に、ママやチーママから一目置かれる存在になれると思います。

 

3.バカな子は嫌われる!それがクラブ。

 


 

クラブは社交の場です。そのためママやチーママは、ニュースや新聞を見るなどして、経済や社会の仕組みなどについて学んでいる方がほとんどです。たとえ新聞は読まなくても、今話題のニュースを知っておくだけでも、会話についていくことはできます。また、バカっぽい話し方、汚い言葉遣いは絶対に控えてください。ママやチーママだけでなく、お客様にも嫌われてしまいます。基本的にはいつでも、誰に対しても敬語で接するようにしてください。
 

4.ママやチーママからの注意は、きちんと受け入れ、改善するように心がけましょう。

 


 


ママやチーママはより良いお店作りをするため、目配りを徹底しています。
キャストのマナーや振る舞い方をよく見ているのです。時に、ママやチーママが、改善してほい点を口頭で伝えてくることもあるとは思います。そこは、一社会人としてきちんと話を聞き、受け入れ、改善するように努めてください。たとえ理不尽なことがあったとしても、一度冷静になって噛み砕いて理解し、ママやチーママと相談してみましょう。頭でっかちになって相手を論破するのではなく、低姿勢で歩み寄ることが大切です。

以上です。
クラブのママやチーママとの正しい接し方や、上手いやりとりの方法をつらつらと書いてきましたが、まずはママやチーママがどんな人なのかを探りながら、上記のことを実践してみてください!

皆様のお役に立てれば幸いです。

 



 

編集後記

いかがでしたか?ママやチーママとの正しい接し方といっても「報連相」を含め、一般的な会社における「上司と部下の関係性」と重なる部分が多いことに驚きました。「働いてお金を得る」ためには、どの業界にも共通した“心構え”や“配慮”が必要だということですね!水商売という業界のイメージが変わった今日この頃であります・・!
 



 

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