水商売で働く女の子たちが文章を制作する「実録・ラウンジ嬢！」企画。サイトを見ても条件やお店の雰囲気ばかりで、実際に働いている女の子の姿や働き方は想像つきませんよね。そこでラウンジドットコムはナイトワークに生きる女の子たちの生態に迫ってみました！
今回のテーマは「下ネタトークの切り返し術」です。
男性はお酒が入ると下ネタを話す率がかなり上がります。特にキャバクラなどで飲んでいると欲情しやすいのでよりそういう話は盛り上がります。
ですが女性からしたら正直どうでもいい話ですし、何なら下ネタを振られて戸惑いや、どのように切り返せば場の空気を乱さず切り返せるのでしょうか？
今回の寄稿者は元キャバ嬢の「イリス」さん。彼女がキャバクラで働いているときにやっていた「下ネタトークの切り返し術」をまとめてくれました。
下ネタトークの切り返し術
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初めまして！イリスです。男ってすぐ下ネタぶっこん出来てきませんか？何かと経験人数とか聞いてきてマジで気持ち悪いなと思うときがあります。正直女の子同士の下ネタのほうが生々しい時もありますけどなんか男の下ネタって品がないというか、幼いというか…
そういう男から下ネタを言われた時に、私や周りの女の子が使っていた切り返し法を教えちゃいます。
1.話題が変えるのを待つ
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一番使っていた方法がこれです。その場を盛り上げようとして、下ネタを言う男もいますけどぶっちゃけレベルが低い！
わざわざそんな低レベルの話をして盛り上がりたいのなら勝手にしてくれと思っています。なのにわざわざ私に振ってきて反応を楽しもうとしてくるんですよね。マジで迷惑でした。
私は大体そういう時は、それ以上話が広まらないようにとりあえず笑顔で話を聞いて、何もしゃべりません。
もしくは無理やり話を変えるように「そういえば…」などの言葉を使っていました。そうしたら大体別の面白い話に切り替わるので場の空気も壊れることが少ないです。
2.相手に質問返しをする
これは私と仲の良かった女の子がやっていたことですが、彼女は下ネタを振られた時はまず「お兄さんはどうなんですか？」などの質問をしていました。
最初のころは「俺のことはいいから」などといい話をそらそうとするのですがそこで女の連帯感が発動するわけです。「気になるよね～」などの言葉を使い私や一緒に籍の付いたキャストの女の子に促し、私もわかっているので「聞きたい！聞きたい！」などの言葉であえて男側に話させます。
それで話し終わるとその子が使っていたのが「セクシーでかっこいい」などの誉め言葉を使っていました。大体それで男がいい気になって、別の話に持ち込んでいたので「うまいなー」と思ってみていました。
3.煽る
これは私がキャバクラで働き始めたころにいた先輩が使っていたのですが、私がまだ右も左もわからないときに付いた席でやっぱり下ネタを振られた時の話で、私の嫌そうな顔を察したのか、その先輩が急に「この子の事好きなの？」っと言い出し男側は急に照れだしたので「だったらこの子のためにボトル入れてよ(笑)」と冗談っぽく言ったら本当にボトルが一本入ったということがありました。
後々その先輩に聞いてみたら、「ああいう男って意外とプライド高いからこういう手もあるんだよ」と言い「しかも多分興味があったから下ネタ分こんできたと思うからこういうときは煽るのもアリだよ」と教えてくれました。
今でもその先輩とは付き合いがありますが、今でも頭が上がりません(笑)
4.まとめ
以上が私や周りの女の子がつかっていた切り返し方です。いろんな切り返し方法があると思いますが、正直金にならないとそこの席に着いたときぶっちゃけ無駄になります。ですのでいかに指名客にするかと考えたら、やっぱり不快に思いをさせないというのは大切にしていました。
でもどうしても下ネタが無理って人もいますので、そういう人の参考になったらありがたいです。
編集後記
私は男子高出身で女子高に通う彼女がいたのですが、その子は下ネタが通じる子でホント助かりました。
ですが月日がたち、女子高の話を聞くと「ぶっちゃけ下ネタのレベルが低い」って言われ、ショックを受けたのを思い出しました。
下ネタを言う際は時と場と下ネタが通じるかも大切ですが質も大切ですね…
