女の子がナイトワークを続ける理由
店舗勤務のボーイさんや責任者の重要な仕事の一つに「女性の管理」というものがあります。これにはマニュアルがありません。他のボーイさん、マネージャーと大きく差をつけるにもこの「女性の管理業務」をマスターしたいところです。
この記事は「なぜナイトワークを始めたのか、そして続けているのか」ということを実際のインタビューをもとに女の子目線で作成しています。面接時に女性心理が理解できていれば、スムーズに会話ができるでしょうし、夜職から昼職に移ろうと考えている女の子を引き留める会話材料になるでしょう!
この記事を読み、あなたも女性の心理を抑えて敏腕マネージャーになってください!
◆私が夜職を続ける理由!◆
1.やっぱり稼ぎが違う!
2.華やかさが違う!
3.女としてのモチベーションが違う!
1.スバリお金!
経験上、夜職は昼職の3倍儲かると思っています。時給が高いだけでなく、ドリンクバックや同伴、指名など、稼げるポイントが多くあります。昼職だと、どんなに頑張ってもそこまで目に見えてお金が発生する機会って少ないですよね・・。昼職は基本的に月給制です。お金がすぐ欲しい!と、日払いでもらえる事って実はすごいことなんですよ。また、寮がある会社も少ないように思います。キャバクラなどは、寮を完備しているところも多く、しかも最新のマンションで都心です。昼職の寮といえば、場所が田舎で、汚なかったりする場合が多いですよね。
昼職では、同伴などで美味しいご飯をご馳走になることも少ないです。転職後、夜職時代のお客さんに食事に連れて行って貰えたとしても、その後の同伴ポイントが付かないのでなんか損した気分になりますしね(笑)
それこそ、ブランドバックを買ってもらうなんてことも昼職ではなかなかありません。私の周りにも、夜職時代の生活レベルが落とせずにお金が尽き、昼職から夜職に戻ってくる人がとても多いです。今まで稼いでいた金額よりも給料が安くなってしまい借金を抱える子もいましたね・・。とにかく、お金の面でバッチリ稼げるのが夜の世界です。帰宅はお店からの送りの車か、お客さんからタクシー代をもらってタクシー生活をしていた夜嬢が昼の生活に戻れるかというと戻れない事が多いようです。
2.華やかにいられる!
へアメイクやネイル、ドレスも華やかで可愛いものを着て仕事ができるのが夜職の特徴。昼職だと、ネイルや洋服に規定があるところも多く、ヘアメイクも煌びやかにする事ができません。
美しくいたい!そう思っても、夜職の時と比べると地味になってしまうのは仕方ないでしょう。「好きな恰好ができない」ということに耐えられない子が意外と多いのです。また、夜の仕事の場では、すごい大きな会社の役員の方と出会うことができたり、芸能人や経営者と出会う事ができますが、昼の世界ではそういった出会いはほとんどありません。(特に下っ端のうちは)
それらの理由から、夜職から昼職に移ると、「周りの環境が地味になったな」と感じてしまうのです。香水も、夜の世界では自分を引き立てる大切なアイテムですが、昼の世界ではあまり受け入れられません。ブランドバックやブランド服を持つ事は夜の世界ではステータスになりますが、昼の世界だと嫉妬の対象にされてしまうこともあり、お洒落の華やかさも全く変わってきます。どんなにおしゃれがしたくても、昼職では派手な人と思われてしまうのがオチ。もちろん業界にもよりますが、だいたい地味にしていなければいけません。髪の毛の色も黒か、黒めの茶色が一般的です。
3.一緒に働くメンバーの美や稼ごうというモチベーション!
夜に働く女性たちは、美を追求します。また美しさを保つためにお金を稼ごうと努力している人がほとんど。また、お客さんとの会話を弾ませるために常に新しいことを探す努力をしている方が多いです。それに比べて昼職では、もちろん美を追求している方もいますが、ほかの人に負けたくない!という気持ちが薄くライバル同士、努力し合う事が少ないように思います。
夜職のキャスト同士は、あの子に負けたくない!そんな気持ちからライバルと張り合いながら高め合っていく事も多く、私もライバルに負けないようにと美の努力や会話力を高める努力を続けていました。スタイル維持をして、美を磨き、「お客さんに気に入られる事が仕事」である夜職は、自然と美しくいられる環境となっています。お客さんから美人だね、綺麗だね、と言われ、気持ちも盛り上がるでしょう。キャスト同士で美の情報交換をする事も多いです。スタッフの男性も褒めてくれる人が多いので、自然とプラスの気持ちになれます。そういった美やお金を稼ぐことへのモチベーションは、夜職の方が高いと言えます。
このように、お金や華やかさ、周りの働く人たちが夜職と昼職では全く違ってきます。イキイキと夜職をしていた人からすると昼の職場に物足りなさを感じるでしょう。夜職から昼職に移るには、よっぽどの覚悟をもつ事が必要かもしれません。お給料の面や華やかさの面など、それでも昼職を続けられるかイメージをしておかないと、出戻ること間違いありません。私も、私の周りもそうでした。夜職と昼職は、真逆の性質を持っているので夜の世界が合うと思った人は、昼の仕事に物足りなさを感じて、出戻りしてしまう人が多いのです。